微分積分・線形代数の基礎的な概念の定義の確認と具体的な例題の計算を積み重ねながら学ぶ。これらの知識は、例えば生態学、化学反応や物理学全般はもちろん、またより広く畜産科学・獣医学を含む科学一般に応用可能な数理的手法の基礎となる。
(内容)1変数の微分積分から多変数の微積分(ラグランジュの未定乗数法など)、行列の基本演算(和、積、基本行列、逆行列、行列式)、ベクトル空間と線形変換、固有値・固有ベクトル・対角化、またそれらを応用した主成分分析を扱う。
- Teacher: 太田 洋輝 (オオタ ヒロキ) (Hiroki OHTA)

生物学の基礎、特に動物・植物・微生物について、分子・細胞・生態レベルで広く理解し考える力を養う。日常生活における生物学に親しみ、生物学的問題を見出す力を養う。
- Teacher: CHUMA Izumi (中馬 いづみ)
- Teacher: Tokuji Yoshihiko (得字 圭彦)
- Teacher: 山内 健生 (ヤマウチ タケオ) (Takeo YAMAUCHI)
- Teacher: 近藤 大輔

物理学の導入的知識・手法について,講義と演習によって学習します。とくに,エネルギーの考え方にもとづいて,身近な自然現象や科学技術への応用に見られる物理学的背景について,概観を得ることを目指します。
コース前半では,まず物体を粒子(質点)で代表させて表し,その運動を調べます。運動は運動方程式によって詳しく分析されますが,主要な性質のみに限れば,力学的エネルギーを用いてより簡単に調べられることを学びます。コース後半では,より現実的な物体を質点の集合として表し,それらの力学的エネルギーの合計によってさまざまな現象をエネルギーの観点でとらえます。さらに場とそのエネルギーの考え方を導入することによって,空間を伝わるさまざまな作用も物理的実体として理解できることを学びます。
こうした概念や手法は,物理学全般への導入としてだけでなく,他の自然科学や応用科学の基礎としても重要です。とくに,前半で学ぶ力学は工学系,後半で学ぶ熱力学や電磁気学は生命科学系の学習にも活用できます。また,本学で開講される「基礎物理学」では,ここで学ぶ物理学(古典物理学)を前提として現代物理学を学び,「応用物理学」ではより現実的な現象への応用について学びます。「物理学実験」では古典物理学のいくつかのテーマについて実験を行います。
授業はあらかじめ指定された教材と課題での十分な予習が前提となります。授業時間の一部は講義形式ですが,大部分は履修者4名ずつのグループを単位とした演習により行われます。これらを通じた能動的学習(アクティブラーニング)により実践力や汎用的能力を養います。こうした授業内外の学習支援のためにMoodleを使用します。
- Teacher: SAITO Jun (斉藤 準)
- Teacher: 森岡 昌子 (モリオカ マサコ) (Masako MORIOKA)
- Teacher: 窪田 さと子 (クボタ サトコ) (KUBOTA SATOKO)
- Teacher: NISHIDA Shingo
- Teacher: 今井 英幸 (イマイ ヒデユキ) (Hideyuki IMAI)
- Teacher: CHUMA Izumi (中馬 いづみ)
- Teacher: 新居 正雄